6月17日(金)、プロ自転車ロードレースチーム・ヴィクトワール広島の阿曽圭佑キャプテンが広島市西区の一日区長を務めました。

広島市西区は、毎年７月に開催される「広島トヨタ広島クリテリウム」の会場・西区商工センターがあり、選手や監督が区内の学校等で定期的に自転車交通安全教室を行なっているなど、チームと深いつながりがあります。

阿曽区長、誕生。

戸田祐二区長から委嘱状の交付を受け、「１日区長」のたすきをかけられると、阿曽圭佑区長が誕生しました。

区長の椅子に座り、職員から手渡された文書に決裁のサインを求められた阿曽区長。真剣なまなざしで文書に目を通し、丁寧に署名していました。

その後は西区役所、西区総合福祉センターを巡回し、各課の業務内容について説明を受けました。広島市の中で２番目に人口・世帯数が多い西区。様々な部署でたくさんの職員が働き、業務内容も多岐にわたりますが、どの部署でも真剣な表情で頷きながら説明に耳を傾けている姿が印象的でした。

各部署の説明を聞いた後は、職員の皆様へ交通安全を訴え、7月10日に開催される「広島トヨタ広島クリテリウム」のPR。職員の方々は仕事の手を止めて椅子を立ち、阿曽区長の話にじっと耳を傾けていました。「応援しています」「頑張ってください」など声をかけられる方も。

　

区民との交流

巡回の途中には、３歳未満の乳幼児とその保護者が自由に遊びに立ち寄れる「にしくニコニコひろば」も訪問しました。若いママたちは突然現れたヒーローに「うちのパパと違う」「体脂肪９％？すごっ！」など興味津々。しっかり新規ファンを獲得した阿曽区長でした。

１Fロビーでは、諸手続きで来所していた区民の皆さんに交通安全の啓発と、チームと「広島トヨタ広島クリテリウム」の広報活動。「ヴィクトワール広島、知っていますか」の問いに「はい！」と元気に返事した若い男性は、かつて学校の安全教室で選手と触れ合ったことがあり、その時のことをよく覚えているとのことでした。

１日区長の大任を終えた阿曽選手は「行政の仕事について改めて説明を聞いてよくわかったし、自転車チームとして交通安全の啓蒙について少しでもお話ができてよかったと思う」と感想を述べ、来る地元戦に向けて「ホームレースで活躍することは大きな意味があり、勝つことはとても大切なこと。たくさんの方が応援してくれているので、しっかり結果を求めて、コンディションを整えて士気を上げていければと思います」と意気込みを話してくれました。

7月9・10日はレース会場へ！

ヴィクトワール広島のホームレース、JCL広島大会は、7月９日「広島トヨタ広島ロードレース」（三原市・中央森林公園）、７月10日「広島トヨタ広島クリテリウム」（広島市西区・商工センター）の２連戦。ぜひ現地で観戦＆応援しましょう！

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