10月に開幕したBリーグ2021-22シーズン。広島ドラゴンフライズはここまで28戦18勝で勝率64.29%と勝ち越しています。ホーム戦に限れば16勝11勝で68.75%とさらに高確率となり、メイン会場の広島サンプラザでは10戦９勝と実に勝率９割を誇ります。

※対談当日の１月25日現在。第18節（1月26日）終了時点では勝率62.1％、広島サンプラザの戦績11戦９勝２敗

ホームで強い要因は、どこにあるのでしょうか。

広島ブースターはあったかい

船生「サンプラザでまだ１敗しかしてないのは、ブースターさんのおかげ的なところもあると思いますね」

辻「福山がちょっとアウェー感が…（笑）。すごいアリーナきれいだし、観客席も近いしいいんですけど、ちょっと遠いかなと」

船生「泊まりだからですかね」

辻「そういう意味では、サンプラザは本当に近いし、ホーム感がすごくあって。声が出せないから、盛り上がっているかって言ったらちょっと厳しいところはあるんですけど」

船生「たしかに、３年ぐらいずっとそうですもんね。でも、あったかいっすよね。広島のブースターさんは。けっこう厳しいことを言われたこともあるんですけど、そういうのもないし」

辻「あったかい。アウェーでもけっこうきてくれるし、ずっとあったかい（笑）。冷たいとこがない。本当に盛り上がれる環境になった時がすごい楽しみ。チームも去年の成績からは右肩上がりだから、皆さん盛り上がりたいと思うんですけど」

船生「でも明日（1月26日）から一応100％(の収容人数での試合開催)だし。まだ声は出せないけど、徐々に…」

辻「マンボウ（まん延防止等重点措置）中に『来てください』って、言いづらいよね。でも、来てほしいよね…。僕らもずっと50％の観客の中でやらなきゃいけないのもあって、100%がどんな感じだったか忘れてしまった感があるんで、満員御礼の中でやりたいというのはある。さらにもっとホーム感強くなるよね」

船生「パフォーマンスも変わってくるっすよね。盛り上がってる中でやると」

もうひとつのホーム会場・広島グリーンアリーナ

２月５日（土）・６日（日）は、広島グリーンアリーナに宇都宮ブレックスを迎えます。現在、宇都宮は東地区5位、勝率65.4%で数字的に互角ですが、チャンピオンシップ常連の強豪で、昨シーズンは２連敗している相手です。

辻「グリーンアリーナ、（試合を）やったことないからどんなかっていうのが、すごい楽しみです。サンプラザより大きいっていうし」

船生「僕の１コか２コ下のとき東京体育館が工事で、ウィンターカップ（全国高等学校バスケットボール選手権大会）で使ったんですよ。だから見たことはあるけど、入ったことはなくて。楽しみですね」

辻「ブレックスは強いっていうのはもちろん間違いない。すごい対策してくるチームだし、メンバーがほとんど変わってないし完成度が高いし…賢いバスケットをしてくるかなと。（広島は）琉球のときと比べてどこまで成長できているかっていうところがポイントじゃないですかね。もちろん勝ちに行って、いい勝負できるように、（琉球戦のような）ああいう風にならないように。ならない自信はあるし、ちゃんと戦える自信はあるので、個人的にはすごい楽しみ」

第3弾に続く…

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